原発について~未来を作るのはわたしたち~

2011年03月21日

暮らしを考える会が、
会員さん向けに、毎週・お届けしている伝言板から…。


◆みなさまへ◆


たいへんなことになってしまいました。

被爆列島です。

原発(原子力発電所)を安全に?動かすにも、止めるにも電機が必要なのです。
今回の1000年に1度という大地震、想定画は起こり得るのです!
何重にも安全策をとっていたはずなのに、
すべて作動せず苦肉の策が海水で冷やす。
が、それもうまくいかない。

原子炉の中は見えない
計測器もあてにならない
挙句の果てには作業効率が悪いから、作業員の浴びてよい放射線量を引き上げる。


厚生省は、それでも大丈夫という。


原発が人間の手に負えないことをまざまざと見せつけられました。
もう一刻も早く早く遠くへ逃げるしか手がないのです。でも現場で作業されている方は、
被爆しながら、命を削りながらがんばってくれています。


原発を良しとしてきた人たち、
危ないとわかっていても止められなかったわたしたちの犠牲です。


地震は天災ですが、原発に関しては人災です!


子どもたちはどうなるのでしょう。
涙があふれてきます。


「それでも絶望せずに、元気に前を向いて動いていかなければ…」、
静岡で浜岡原発を何とか止めたいと願って、ずっとがんばってこられた方にそう言われました。


静岡では、昨夜(3/15現在)に震度6の地震がありました。
浜岡原発4,5号機は異常がないので、そのまま運転されています。心配です。


関西電力にも、
「とにかく一旦、若狭の原発を止めてほしい、
いつ地震が来るかわからない、
ライフラインがしっかりしている時しか止められないのは今回のことで分かったはず、とにかく…」と申し入れに行きました。

しかし、
「若狭には今回のような自身は来ない、津波は来ない、これから調査して安全面を見直していく」
(注:若狭の原発の津波想定は0.74m~1.86m)の一点張りでした。


この場に及んでも、ここまで原発に固執して、いったい彼らの守りたいものは何なのでしょう?
悔しいやら、悲しいやら・・・。


静岡の彼女の息子さんが、
今回のことでこう言われたそうです。
「お母さんの言ってたことが正しかったとわかったね。」
彼女は、「正しいなんて、分からなくても良かったんだ」と弱音を吐くと、
「そんな事じゃ、作業員の人は何のために被爆して死んでいくのかわからないじゃないか!悲しいなら、浜岡を止めなきゃだめだよ」と言ってくれたそうです。


静岡に住む彼女は、浜岡原発を、
関西にする私たちは若狭の原発をできることはなんでもして止めたい!
止めなければいけない!



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あすのわ
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 あすのわ (2011-04-08 15:03)

Posted by (有)暮らしを考える会 at 11:27│Comments(0)◆原発について◆
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